うつと思ったからってそんな簡単に病院いかないほうがいいと思う

NHKの「名医にQ」という番組で、2週連続でうつのことをやっていた。

うつなのか、ありふれた悩みからくる暗い気持ちなのかの線引きは難しいとはいっていたが、うつっぽいと感じたら、気軽に心療内科や精神科に行くことを肯定してるような構成だったように思う。
うつは治る病気なのだから病院へ行けばOKというのは、うつを特別なものでないと、うつは怖くないと気楽にさせてくれる。

しかし、うつは測定することができないので、医者の経験だけで判定されてしまうし、自分の医者への説明しだいでどうにでもなってしまう。極端な話、うつじゃなくてもうつと言い張って、薬にありつくことができるということ。それに医者サイドとしても当然もうかってうれしい話とか。

で、いったんうつと診断されれば数ヶ月単位で十分な抗うつ剤による治療が必要ということで、簡単に大量のやばい薬物が入手できてしまう。私は実体験上この手の薬には中毒性があると思っているが、こんなに中毒への道が身近になってしまっていいんだろうか。

最近大麻所持が騒がれているけど、私自身現に抵抗うつ剤中断による幻覚などの恐ろしい副作用を経験しているので、そんなに違わないんじゃないのかという気がしないでもない。

薬の効き方は人によって違うようだし、誰にでも言えることではないけど、自分の場合は、うつかどうか微妙だったにかかわらず(どっちかといえばうつだったら自己都合がよい)、いきなり初診からアモキサントフラニールのような副作用の強いといわれる3環系や安定剤、胃腸薬など一日15錠も処方されてしまいました。
最初は薬の知識がなかったので、言われるままに飲み続けたら、ハイになったり、めまいがしたり、感動しなくなったり、性欲がなくなったり、体に合わないと感じるようになり、自己判断で中断したら、さらに最悪の症状になってしまいました。う

つらくてどうしよもなく追い詰められていたので、その訴えに対して、楽になる薬をだしてくれた医者を攻める資格はないかも知れませんが、患者は薬もらってウマ、医者は薬出してウマ、結果患者が薬漬けで症状悪化、長期化、社会抹殺へと落ちていくことは社会システム的な解決が必要だと思いました。