株価続伸、今後を占ってみる素人
ここのところ株価続伸で気分がよくなってきました。
日経平均、7,949.13 (前日比△244.98)
主力株全面高となった要因
- 外国為替市場で円相場が98円台で安定している
- 20カ国財務層中央銀行総裁会議では成長回復に向けた政策協調を確認
- 外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース) の売り越し幅も少なくなる
- 先週末にかけて米国株が大幅高となった流れ
- 経済対策などへの期待ちょっと見えた。日銀が銀行の資本増強を後押しするあらたな金融危機対策を検討していると伝わる。与謝野さんの経済対策規模はGDPの2%を超える発言も。
- バンクオブアメリカのCEOによる「1〜2月は黒字で2009年年間でも黒字達成が可能。
- 会計基準を定める団体が時価会計について3週間以内にガイドラインを示すと議会で証言
- 自動車・ハイテクなどの輸出関連をはじめ外需関連が大きく買い戻され
この先もあがる材料
- テクニカル的には上昇トレンド入りのシグナルが読み取れる
- 公的年金と見られる買いが引き続き期待できる
- 国内の経済指標の一部に 改善傾向が見られる
輸出は一月、前年比で半減、今後の予測は2.8%上昇 | |
企業動向関連DIが1,2月に2ヶ月連続で改善傾向 | |
消費者態度指数(景気の先行指数)は2月まで2ヶ月連続で前月を上回る | |
ガソリンなどが値下がり物価高への心配が薄れた |
- 今後の経済政策
大企業は日銀によるCP買取でおk | |
中小企業は信用保証協会の緊急保証枠の拡充でおk | |
中堅企業への支援が中途半端 | |
定額給付金による消費刺激策は即効性が期待できる | |
緊急避難策としては一定の意義ありですが、雇用所得環境の改善なくして持続的な消費増加は望めないが。。。 |
- 3月は株主優待効果ですよ
個人株主の増加 | |
堅調な値動きをする、踏ん張りが利く | |
利回りとして換算、損失の穴埋め心理 | |
今期配当は予想を上回るという記事をどこかで見た |
やっぱ下がるんじゃねの材料
- 景気敏感株が牽引だより
- 医薬品や電力・ガス、通信などは上げ幅が限定的
- 外国証券経由の売り越しが続いており、利益確定売りが膨らむ可能性
- 材料少なく値幅が限られるため、様子見の投資家も多い(出来高低い?)
- 今年度決算発表5月に向けての倒産続出の可能性は依然として大
- 上げのピッチが早いことから一旦は調整があってもおかしくない