皮膚再生医療の現状(東海大学)

日本における再生医療 東海大学の取り組み
再生医学センターは1997年に設立されて以後、造血再生部門と器官再生部門において新規再生治療法を開発しており、2001年には体外増幅臍帯血幹細胞移植、2003年からは血管新生治療を行っています。本年度は椎間板の再生治療を開始する予定。

皮膚再生グループ進捗

  • 救命救急医学猪口貞樹教授がリーダー
  • ヒトフィブリンを基質に用いた自家複合型培養皮膚(cultured skin substitute)移植の臨床研究
  • 生着率は比較的良好であり、移植後10年以上の長期生着が確認され、移植後の機能予後も良好、移植に伴う重篤な有害事象もなし。

培養皮膚は基礎研究中

  • 移植後に血管新生によって栄養されるまで灌流が不安定
  • 移植床に感染があると生着率が低下するなど問題点あり