培養皮膚の時代キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
- 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は17日、重症のやけどの治療のため、患者自身の細胞を培養して作る皮膚を、来年1月から、健康保険など医療保険の対象とすることを決めた。
- ベンチャー企業「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」(愛知県蒲郡市)が製造・販売する表皮「ジェイス」
- 価格は80平方センチ・メートルで30万6000円。
- これまで治療に月1000万円以上かかるケースもあったが、今後は高額療養費の対象になり、最大でも月数十万円で済むという。
- 患者自身の皮膚組織を使うので、拒絶反応がなく、身体的な負担も少ない。
- 昨年10月末に医療製品として製造が承認されたが、安全性などを慎重に議論したため、保険適用が遅れていた。
まじか、いよいよ培養皮膚が本格的に普及するということですね。
約7年前に保険適用外だったものの、実験ということで皮膚培養で移植してもらったことがあったが、一時的な皮膚という位置づけで、結局あとから生えてくる皮膚に置き換わったような、結局あまり意味なかった記憶がある。
技術の進歩がどれだけのものかは不明だが、ここにも表皮「ジェイス」とあるので、全身熱傷向け感染防止レベルの、その場しのぎ的な表皮だけなのかもしれない。
だとすれば、結局醜い跡が残ってしまうので、重症熱傷患者が望むような、もとどおりきれいな皮膚をもたらすほどの朗報ではなさそう。
ということで過度な期待は禁物か。
- 作者: 百束比古,波利井清紀
- 出版社/メーカー: 克誠堂出版
- 発売日: 2003/06
- メディア: 大型本
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株価w
自家培養表皮ジェイス:保険収載のお知らせ
本品は、患者自身の皮膚組織を採取し、分離した表皮細胞を培養し、シート状に形成して患者自身に使用する「自家培養表皮」である。本品は再構築された真皮に移植され、生着し上皮化することにより創を閉鎖する。
ということで、やはり傷をふさぐことを目的とした培養皮膚ということのようです。